舌がただれる原因とは
舌がただれる原因には、いくつかあります。
今回は、その原因を見ていきます。
まず、「地図状舌」です。
これは、健康な舌についている白い苔のようなものが部分的にとれ
赤い地肌が地図上に見えている状態を指します。
ただし、これは病気などではなく、健康な2歳くらいの子供でまれにみられる程度です。
症状としてはたまに食べ物が染みる程度です。
次に、「口腔カンジダ症」です。
これは、カンジダ・アルビカンスというカビによっておこる病気です。
このカビは普段から口の中にいますが、免疫力の低下
唾液の低下などにより、粘膜表面に白いものがつくようになります。
急性ですとこすると取れますが、慢性になるとこすっても取れなくなってしまいます。
また、「白版症」もあります。
これも、口の粘膜が白くなり、こすっても取れなくなる病気ですが
カンジダ症とは違う、様々な原因のものを総称した病気です。
痛みがある場合、ない場合もあり
痛みがある場合はまれにがんの危険性もあるため、注意が必要です。
このように舌がただれる症状は軽いものから重いものまで実に様々です。
スポンサーリンクさて、舌がただれたり、粘膜が白くなる原因は何でしょうか。
一つは、先ほどもあげた通り、疲れによる免疫力の低下や
あまりかまずに食べることによる唾液の分泌の低下があります。
ほかにも、歯がきちんと磨けていないなどにより食べかすが口の中に残っていたり
義歯がとがっているなどが原因で口の中が傷つき
そこからばい菌が入ってしまうことも挙げられます。
つまり、舌を健康的に保つためには、歯磨きやうがいなどで
口の中を常に清潔にしておく必要があります。
後は、変に噛むクセとかがあって、舌をやたら傷つけたりしないことですね。
また、もし症状が見られた場合は、早めに歯科を受診し、早期治療していくことが重要です。
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